滋賀県産小麦への思い

滋賀県産小麦を挽くようになって20年以上になると思います。私が入社した頃は北海道と大分の小麦を挽いていました。北海道小麦は大阪の製粉グループ共同で内航船を使って回送します。従ってオペレーションはほぼ外国産小麦と同じになります。そんな中滋賀県が近畿地区の大産地であると聞きました。地粉が極めて少ない奈良県にあって近隣の小麦を扱うなら滋賀県しかない。と思いました。それから我が社の国産小麦は滋賀県と北海道が主力となりました。品種の開発も進み、現在では数種類の滋賀県産小麦を扱うようになりました。滋賀県の生産者、JA、県の皆さんが大切に作られた小麦を丁寧に挽いて小麦粉にするのがわが社の大きな使命と感じています。