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2025年4月21日
小麦品種の選定
小麦品種の選定はその地の気候条件や土壌などから判断し、最も収量が多くリスクの少ないものを選ぶのが賢明だと思います。
選択時の要素としては、①収量②病害リスク③穂発芽リスク④色相⑤粘弾性⑥低アミロース⑦蛋白量、これらが考えられます。
まずは多収であり病気や障害に強いこと。パン用か麺用か菓子用か?の加工適正を考えること。これらを総合的に判断して品種を選定していきます。例えば奈良や島根で栽培しているはるみずきは、収量が多い、DON(赤カビ病)に強い、穂発芽に強い、蛋白多い、モチモチ感あり。こんな特長があります。奈良は強力品種の初年度、島根も初年度だったのでこの選定はかなり良かったと思います。