ここから本文です。
2024年9月12日
製粉事業の原点回帰
我が社がこの地で製粉事業を始めた経緯はわかりません。しかし江戸時代から水車技術が発達しており、ここで多くの粉挽場があったことは記録からも推察されます。また祖父が創業した戦中戦後間なしにおいては、国民への食糧の安定供給は絶対的使命であったことは確かです。現在、戦後とは違いますが、米はじめこれまで当たり前にあった食糧に少しでも不安を感じる時代になってきました。このような時だからこそ、小麦生産者の方と歩調を合わせた取組がわが社に与えられた使命のような気がします。製粉ルネサンスは、祖父の創業の精神に原点回帰することでもあります。