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2022年9月5日
今秋の課題
小麦据え置きの報道で一般消費者の皆様の中では、これで食品の値上げは当分ないのではないか?といった空気が高まっているかもしれません。しかし今年の4月期の小麦の値上げに対して6月後半から小麦粉が値上げになったばかりです。10月期が据え置きとなると値上げしたばかりの小麦粉を来年の6月くらいまでは使わなければならないということになります。つまり非常に高い小麦粉をこれから1年間使わなければならないことになります。それに加えて、他の原料は毎回値上げの要請がきています。包材、運賃、人件費、エネルギーコストなども軒並み高騰している状況。今秋は価格を適正に上げることができるのか?大きなポイントになります。