令和4年４月度小麦粉の価格改定について（その２）

平成19年に小麦の政府売り渡し価格が変動相場制になったと記憶しています。年2回国際相場の変動を売渡価格に反映しようと国が制定いたしました。平成19年～20年にかけて、オーストラリアをはじめ世界各国での不作、バイオエタノール増産、穀物消費の伸長、穀物への投機。といった動きが連動して、３０％、１０％と2期連続で大幅値上げがありました。今回はそれ以来の2期連続大幅値上げとなりました。しかし今回は前回と違いこの先どうなるのかさらに混迷を深める要因が多いように思います。