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2022年4月25日

令和4年4月度小麦粉の価格改定について(その3)

今回の小麦の価格は以前にもお話した通り令和3年9月2週目から令和4年3月1週目までに政府が買い付けた小麦価格の加重平均をとっています。ロシア・ウクライナ問題はこの期間の最後に始まったもので、この影響による価格高騰はこの4月改定にはあまり関係がありません。3月に入ってから、世界有数の輸出国であるロシア・ウクライナ戦争の影響で小麦相場は一時13ドル台後半の価格を付けました。現在は10ドル付近ですがそれでも異常な高値状態が続いています。また追い打ちをかけるように為替相場も130円近くで推移している状態となっています。いつまでもこの状態が続くとは思いませんが、早々に解決するとも思いません。次回の10月価格がどのようになるのか?全く想像がつきません。しかし私たちはどんな時も、小麦粉の安定供給が至上命題であることに変わりはありません。