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2022年3月7日
大手製粉と中小製粉(その2)
令和の時代は人口減少や国際貿易協定等の要因で国内の小麦の生産は一気に減少に転ずることが予測されます。こうなると業界内のどの会社が安泰でどこが苦しくなるのかは誰もわからない状況になります。そのような中で大手製粉会社二社が臨海に大工場を建設するとリリースされました。臨海での生産が95%になるとのことです。一般的にはこれでさらに大手と中小の格差が広がり中小は今後存続が難しいのではという方もおられます。しかし私はこの議論には異論があります。それというのは大手と中小のお互いの役割が違ってくるからだと考えています。