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2019年1月10日

平成の30年とは何だったのか(その2)

平成元年~5

平成になった頃、わが社はまだ黒電話、手書きの伝票、かろうじてワープロとファックスがありました。昭和が色濃く残る時代でした。製粉会社は絶好調の昭和後期を終え、冬の平成時代へと突入していきます。小麦の値下げは小麦粉の値下げに繋がり、売上が落ち込んでいきます。更に製パンメーカーの得意先の業績が落ち込んでいきます。この頃スーパーとコンビニの台頭とともに、個人商店や商店街がものすごい速さで消えていきます。すなわち寡占化がお客様の業界にも押し寄せてくる時代。そして小麦の売却制度の変化により、製粉メーカー間の小麦粉の販売がなくなってきました。

この時代まだ若かった私も会社もなんとなく悪くなってきたな。と言う程度の感じでした。そのうちに売れる時が復活するから辛抱強くその時を待とう。というくらいの軽い考えだったのです。