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2016年8月8日
多品種小ロット(その3)
紛体混合の需要はあると感じてから、次にどのように多くの方に周知しご利用していただく環境を整えるか?を考えてきました。その結果、三つのキーワードにたどりつきました。それは、①小ロット②共同開発③オリジナルです。これらは製粉会社のみならず製造業では当時タブーとされていたように思います。生産効率の悪いものはダメだ。という考えが主流だったからです。私たちはこうした流れと逆方向に向かうしかありませんでした。この過程では、私も本当に自分の戦略が正しいのか大いに悩みましたし、社員もよく理解しついてきてくれたと思います。設備投資も毎年少しずつ実施しました。多品種小ロットは他から見るほど容易いものではないことを実感していました。