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2015年5月14日

西田 昂 回想録5

新工場の本格稼働が始まりましたが、小麦粉を貯蔵するサイロができていなかったこともあり、多くの工員さんが働いていました。この頃は12時間労働で一直にたくさんの人を配置する必要がありました。そんなときオイルショックがおこります。小学生の頃、トイレットペーパーがなくて並んだことを覚えています。この時小麦粉がなくなるといった情報が流れ、小麦粉パニックが発生しました。その後この騒ぎは落ち着きますが、ここから昭和50年代は安定した経営をすることができました。小麦粉サイロもこの頃出来上がり、24時間小麦粉を挽砕することができるようになりました。大きな工場を3人で運転するようになり、一直8時間勤務となり、労働条件も飛躍的に改善されました。生産効率を飛躍的にアップしたことは、父の大きな功績と言えます。