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2015年5月11日

西田 昂 回想録4

しかし木造の工場は火災に弱く、ついに昭和37年に工場が火災をおこしてしまします。

それから新工場の建設計画が進み、昭和39年2月に工場が完成します。陣頭指揮をとったのは言うまでもなく、当時常務取締役工場長だった父です。創業者の祖父にはあまりお金がかからないような報告をしていたみたいですが、ふたを開けてみると相当な資金が必要だったみたいです。

私が生まれた時、父は新工場の本稼働に向け試運転を繰り返していた時でした。多額の設備投資をしたにもかかわらず、小麦粉がうまくできなくて工場で途方に暮れていた時に、男の子ができたという知らせを聞いたそうです。

この工場は当時最新の設備を誇り、挽砕トン数も飛躍的にのびました。