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2014年10月6日
土台の役割
我が家の愚息の小学校最後の運動会に行ってきました。
上の娘と6歳差であり実に12年間小学校の運動会にいったことになります。愚息は私に似て体格がすこぶる良く、走らせればいつもブービー争いをするほどで、運動会で華々しく活躍することはまずなかったと思います。しかし今年は団体演技の最高の見せ場3段タワーに選抜されました。もちろん一段目の土台です。土台はどこにいるのかもわからない存在です。しかし下を支える6人が協力し一致団結しないといけないし、一人が耐え切れずに力を抜くと崩れてしまい、大怪我に繋がることも予想されます。さらに面白かったのは一番上に乗る人の重量がかかるポジションの土台にはより大きな負担がかかるということでした。体重が一番か二番の愚息はどうやらそのポジションを与えられたらしいのです。全く目立たないし一等賞も優勝も何もないけど、立派な役割と責任を果たしてくれたと思います。そしてこのタワーに参加した10人はそれぞれの思いやりや感謝の気持ちを学んだことでしょう。この体験はこれからの彼の人生に大きな自信になったと思います。本当に誇らしい気持ちにさせてくれました。
会社もそれぞれに役割があると思います。わが社のような目立たない会社にも、土台として果たすべき大きな責任があると実感させられました。