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2014年3月20日

ニッチ商品に勝機あり(その4)

昭和後半以前には市民権を得ていなかった商品で現在売れているものの共通項が一つだけあるように思います。それはスタート時ニッチだったということです。

例えばペットボトルの水を買うなんてことは、私の学生時代では考えられないことでした。水はただですしそんなものにお金を払うこと自体ありえないことだったからです。最初はごく限られたニーズからのスタートだったのです。平成の始め頃ダブルソフトというパンがヒットしたとき、パンの専門家は一様に、これはパンじゃない。などの批評も多々ありましたが、結果大ヒット、現在も継続しているロングセラー商品となっています。ニッチと同時に常識ではない発想。これも大切です。しかしただ闇雲に開発するのではありません。この頃から日本人の食のトレンドが喉越しの良いもの口どけの良いものになっていたのです。しっかりしたマーケティングに基づき斬新な開発を。ここがポイントですね。