ここから本文です。
2013年4月11日
うどん粉開発 (その1)
私が入社した当時、冷凍うどんが出始め話題となっていました。
それまではほとんどが茹で麺と乾麺だったので、あまり食べたことのないモチモチ食感と味であったことを覚えています。それはタピオカ澱粉の効能を最大に活用した結果であります。
その後澱粉メーカー各社はさまざまなタイプの違う加工澱粉を開発し、チルドのうどんやラーメン、和菓子など幅広く使用されるようになりました。わずかこの20~30年のことです。
これに遅れをとらないようにと、新タイプの小麦粉の開発を手がけたのです。そして前にお話した、パン用の小麦粉などを作ってきたわけです。
パンの次はうどんをやろうということで取り組み始めました。