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2016年6月11日
滋賀県産小麦の圃場にて③
その後圃場を二か所見せていただきました。
とても良好に実った圃場が一か所。
あと一か所は大変心配な圃場。
黒節病にかかった麦がある場所です。今年の作柄を象徴する圃場だということです。
黒節病はバクテリアによって作物に害が出るものです。
そのせいでちゃんと実った麦と枯れた後からまた新しく芽をだして青々と生育の遅れた麦が混在しています。
こうなると収穫時期を決めるのが大変難しく場合によってはその圃場全体が収穫をあきらめざるをえないそうです。
その後滋賀県の試験圃場を見せていただきました。
一つおよそ12㎡の区画がたくさん並び新しく取り入れようとされている品種や
条件を変えて栽培された麦などたくさん見せていただきました。
内麦は今大変需要も高くなっています。
丹精込めて作られている麦を多くの方に喜ばれる商品としてお届けしなければと思いました。