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2025年1月23日

小麦粉消費量の推移

食糧用小麦の消費量の推移についてお話いたします。国民1人当たりの消費量は、2023年年間31㎏となりました。ここ60年の間、30kgから33kgで推移していて大きな変化がないのが特長です。(この間米の消費量は120㎏から50㎏に落ちた)非常に安定した消費量だといえます。しかしここ数年においては、33kgから31kgに減少しています。日本の食糧用小麦も570万tから538万tに減少しています。これは1人当たりの微減と人口減が影響していると思われます。1人・1日当たりの供給熱量も、ここ20年の間に16.2%減少、小麦は9.6%の減少となっています。

これからも、人口減、1人当たりの消費量の減少、価格の高騰によるロス軽減などを考えると、日本における小麦の消費量は減少傾向が続くのだと思います。