84期（2023年10～2024年9月）の相場

今期の小麦の値動きはどうであったのか？を振り返ってみたいと思います。2023年10月の政府払い下げ価格は久しぶりの大幅な下げとなりました。一時の小麦パニック状態が落ち着いた感じです。今期スタート時点でシカゴ相場は1ブッセル5.7ドルでした。過去の水準からはまだまだ高いですが、異常な価格というほどではなくなっていました。ただオーストラリアだけはエルニーニョによる不作で価格が上昇しました。2024年4月の麦価は強力系が少しの下げ、中薄力はオーストラリアの影響で上げとなりました。5.6月くらいには小麦相場が6～7ドル台になることもありましたが、その後は5ドル台で落ち着いています。この10月は5銘柄平均で1.8％の下げですが、オーストラリアのみが不足で上げになっています。

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