立ち食いうどんそば（その3）

２０年経った今、立ち食いうどんそばがどうなったでしょうか？最近感じることは益々繁盛してきているということです。価格調査もしましたが、２０年前に比べ30～50円程度値上がりしています。品質は若干レベルがあがってるように思いますがそんな大きな変化がありません。店舗数の多いチェーン店もこの20年安定した経営をされているように思います。すなわちこの安くて早くて美味い立ち食いうどんそばは、あまり時代の変化に影響を受けにくい食べ物であることがわかります。食べものの嗜好はかなり保守的であるということです。ちなみにうどんが大陸から伝わったのは奈良時代ですから1300年近くの歴史があります。またそばは江戸時代に庶民の食べ物として定着しました。おそらく1000年先も日本人に愛される食として存在していることでしょう。