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2012年11月8日

立ち食いうどんそば(その2)

試食のようにちょこっと食べて終わりではなく、すべて一杯のうどんそばを食べるわけです。5杯目を超えたころから胃袋が下に下がってくるのがわかります。この調査で自分の今一番の財産になっているのが売れる商品と売れない商品のものさしができたことです。なにせ極限状態でうどんを食べるものですから、不味いものは喉を通っていきません。もう一つの大切な要素は価格にあります。ぞくにかけうどんの価格がベースになっていて、当時20年前はある価格を超える設定のお店は不思議と客数が少ないこともわかりました。足で稼いだ調査にはリアリティーがあります。味と価格で失敗したお店は閑古鳥がなき、成功したお店では2等地3等地でも繁盛している。そういたことを肌で感じることができるのです。やがてこの店は潰れるだろうな。そんな恐ろしい感覚も身につけることができました。そうはいうものの味や価格は地域やロケーションによって多少の差がありその点は考慮すべきだと思います。

20年経った今、うどんそばにおける日本人の思考は、時代によって変わるのでしょうか?