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2022年5月23日

日本におけるそばの輸入量の推移

コロナ前は年間約10万トンの玄そばを輸入していました。国産そばと合わせると約12万トン程度かなと思います。ところがコロナ禍になってここ二年は輸入の玄そばが約8万トン程度まで落ち込んでいます。そばは家庭で食べるよりも外食で消費される方が圧倒的に多いことと、コンビニの売り上げ減により、そば商品が低調に推移したことなどが大きな要因です。さらに世界的な天候不順や中国が玄そばを補助対象作物の関係で他の穀物に転作が進んだこと、海上運賃の高騰等で玄そばが異常な高騰しているのが現状です。そこに今回の戦争が加わりさらに予断を許さない状況になってきました。そば粉各メーカーさんは安定供給のために奔走されています。日本食文化の重要な食べ物であるそばがいつまでも安くておいしく食べることができることを願うばかりです。