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2021年7月15日
うどんに使用する小麦
うどんに使用する小麦の主流はASWというオーストラリアでとれた小麦となっています。日本のうどんレベルを高品質にした品種の小麦です。これに最近では国内産小麦の使用が増えてきています。私が最初にうどん用の国産小麦で美味いと感じたのは、平成9年くらいから北海道で栽培されたホクシンという小麦でした。ソフトな中にすごい粘りがあってあまりのうまさに言葉を失ったほどでした。現在はキタホナミという品種に変わっています。これも安定した美味さで、ASWと並んでうどん用小麦の一翼を担っています。国内産小麦がいろんな産地で美味しいうどん用小麦の開発が進んでいます。香川県のさぬきの夢2000や三重愛知のアヤヒカリやキヌアカリ、九州のチクゴイズミなどバラエティー豊かなラインアップとなっています。これらの小麦を使って、地元製粉会社も美味しい小麦粉の開発に取り組み、特徴のあるうどんが各地で楽しめるようになってきました。
皆様も自分のベスト配合のうどんを探求してみるのも楽しいかもしれません。