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2021年4月1日

三方よし

若い頃より尊敬していた方より、商売は三社喜ぶ商いでないといかん。という教えを乞うてきました。

近江商人では三方よしの教えです。つまり「売り手よし、買い手よし、世間よし」となります。

売り手よしは企業にとって、一定の利益がなければ存続しえない。

買い手よしは顧客がその価値を認めなかったら継続した商いができない。

世間よしは地域や社会に貢献しなければならない。

これは江戸時代中期の近江商人、中村治兵衛が家訓として残したものらしいのですが、現在においてもこの考えが歴然として残っています。現在では企業のCSR活動の元となる考え方です。

わが社でもこの三方よしの考えが社員の皆が理解しているか?またこれから続く社員にどのように伝えていくのか?自分たちだけが儲かれば何でもよい。という考え方に陥らない異様に戒めなくてはなりません。