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2021年2月11日
学部選び(昭和)
今年、長男が高校を卒業します。大学へ進学するわけですが、最近の大学の進路の選び方は私たちの大学進学の時と大きく違うように思います。
今から38年前に私も大学の学部をどこにするか?考えたときに、無難で比較的勉強が楽な学部、あるいは就職時に少しでも有利と思える学部という基準で選んでいました。公務員や大企業特に文系男子は都市銀行に就職できると一生安定した暮らしができるなどと話していたことを懐かしく思います。昭和の終わりのころは、まさか日本の市場がシュリンクしていくなど考えも想定もしていませんでした。高校大学の講義もこうしたことを全く想定していないものでした。安定が一番重要なことであり、それに合った大学選びが基準となっていたのです。