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2020年4月30日
自社が提供できる価値
自社の強みを考える時も表面だけをとらえると間違った判断になります。
オペレーショナル・エクセレンスという言葉があります。これは製造業のバラツキに着目して、PDCAを回し続け、永続的に企業価値の向上を図る活動を言います。モノつくりとはバラツキの連続。しかしそこから逃げずに正面から向き合ってきた歴史があります。その結果企業価値創造のための事業活動の効果や効率を高めることで、競争上の優位性を構築し、徹底的に磨き上げること。高い業務の品質や効率化により他社がマネできない品質、スピード、コストを実現。常により良いオペレーションを追求しようという考え方が現場の末端まで浸透しており、継続的なオペレーションの進化を可能にする仕組みができている。
以上のことができている分野では、他社が容易に追いつくことのできないレベルに達しているわけです。つまり新規参入障壁は高くなります。自社が提供できる価値はここで勝負するのが最も強いです。