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2019年12月2日

オーストラリア(その3)

初日の予定が急遽変更となり、メルボルンのエメラルド社の港湾施設を視察しました。エメラルド社は港湾に48,000t収容の穀物サイロがあり、年間150万トンの扱い高になっています。内陸に8つの集荷基地があり、鉄道とトラックで港まで運ばれてきます。この港では4種類の小麦と大麦を扱っています。ASW(一般的なスタンダード小麦、日本に来ているものとは異なる)APW、AH2、F1(大麦)。

ここでは内陸サイトや農家から直接穀物を受け入れ、船やコンテナーに積み込む作業が行われています。また国内の飼料向けや製粉工場への出荷も行われています。

最近は中国から豪州向けの雑貨を積んだコンテナーが大量に入っているため、豪州から帰りコンテナーの荷物として、アジア向けに小麦を積んだ荷物が急激に増えているようです。