ここから本文です。
2018年9月24日
2018年10月期麦価改定
今年10月期の輸入小麦の政府売渡価格を、5銘柄平均で2.2%引き上げと発表がありました。ここ4期が連続で値上げになったことになります。2,017年4月4.6%、10月3.6%、2018年4月3.5%と引き上げがつづいてきました。今回の特徴は、ハード系小麦が0.5%、ソフト系が6.1%引き上げで強力系、薄力系に大きな差が出ている点です。今回の引き上げの要因は小麦の相場が上昇していることと、海上運賃の上昇によるものです。いずれにしても4回連続で5%未満の小幅改定となり、小麦粉の価格改定交渉は難しいものとなりそうです。