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2016年5月19日

小麦粉ができるまで(その4)

小麦に水分を与える理由は小麦を砕く挽砕工程(ミル)できれいに皮部分と身の部分に分離するためです。挽砕はまず1B(ファーストブレーキ)と呼ばれるロールという機械を通ります。この際小麦が水分の無いカラカラの状態で砕くと皮部分が細かく砕け小麦粉に混じる可能性があります。そのため水分を与え皮にしなりを与えることで、皮部分が大きくめくれ中の身の部分を取り出すことができます。工場の中には小麦を砕いたりすりつぶしたりするロール、篩分けするシフター、より純度の高い部分を選別するピュリファイヤー、工程内の小麦や小麦粉を搬送するニューマーやコンベアなど無数の機械が仕事をしてくれています。これにはわけがあります。