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2016年5月12日

小麦粉ができるまで(その2)

 

製粉のスタートは原料小麦の受け入れです。外国産小麦は現在アメリカの3種、カナダの2種、オーストラリアの2種。国内産は北海道産、滋賀県産、奈良県産、あと少し他の県の小麦があります。またフランスのシャルトル地方からも小麦を輸入しています。運ばれた原料は大きなダストや異物を取り除き、品種別に原料サイロに投入されます。

 

次に製造する小麦粉の種類に応じて原料配合をします。全品種10種以上の中からその小麦粉に適した小麦を配合します。それを精選(クリーニング)工程に通します。これは小麦以外の物やダストの除去をします。(昔は水洗いで小麦をきれいにしたみたいですが、汚水処理の問題で現在のドライクリーニングがほとんどです)きれいになった小麦は次の調質(テンパリング)工程へと流れていきます。