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2016年3月7日
真田昌幸の生き残り
今年の大河ドラマは「真田丸」。真田信繁が主役ですが、親父の昌幸の行動が実に興味深いです。織田との同盟を結んだ直後に本能寺の変があり信長がこの世を去ります。頼りにしていた大勢力のトップが亡くなったわけですから、その動揺は想像するに難くありません。その後は北条、徳川、上杉という強国に囲まれ自らの領土を守るのは至難の業であったと思います。上杉についたり、北条に鞍替えしたり、徳川と組んでみたり。変わり身が早く節操がないと言えばそれまでですが、敵に囲まれた小国を守るためには致し方のないこと、僕にはよくわかります。しかしただ守るというだけの行動ではなく、大国を翻弄しながら守り、独立大名になっていきます。策士であったことは間違いないでしょうがそれ以上にどこが優れていたのかもっと勉強してみたいです。