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2016年2月25日
TPPによる影響
TPPにおいて小麦は国家貿易を維持し税率も維持されたことで現行とあまり変わらない形に落ち着きました。
しかし小麦粉調製品や二次加工品についてはTPP枠の新設で関税が現行より低くなったり0になったりするものが出てきます。したがってこれらの商品の輸入が増加する可能性は大きくなります。輸入される商品の小麦換算の量は40万トンになると予測されています。これはあくまで予測ですのでこの通りになるとは言えないかもしれません。しかしTPPの脅威は輸入小麦関連商品の輸入拡大という脅威を抱えていることは間違いありません。