マッサンと奇跡のリンゴ②

マッサンの言葉に、「人生は挑戦と冒険だ」というのがあります。

日本にウィスキーを広めたいという夢に向かって挑戦と冒険を続けます。ウィスキー事業で一番つらいのは、蒸溜してから最低5年、できれば10年熟成させる必要があることです。経営者として10年近くお金にならない事業は本当に大変なことです。それも売れるかどうかわからないものを。よほどの信念がないかぎりこの事業はなしえなかったと思います。

奇跡のりんごは無農薬栽培に挑戦します。りんごが日本に伝わって以来、皆ができなかったことへの挑戦をこちらも10年間続けます。失敗の連続でどこに目標をおいて良いのかわからない状態が続いたことでしょう。両社とも単に「粘り強く耐えた。」という言葉では片づけられないように思います。