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2014年9月25日

台湾の粉もの(その1)

台湾は大阪から2時間少しで行くことができる国です。人口は約2300万人です。首都は台北。島の西側つまり左側に台北、台中、台南、高雄と大都市が並んでいます。ここに工業や商業が集まり、新幹線でつながれています。島の右側は山脈地帯で、花蓮や太魯閣渓谷などの美しい自然が残っています。

この国の小麦事情は日本の人口比率に応じています。日本の6分の1の人口なので小麦の使用も6分の1です。小麦を600万トン加工する日本に対し台湾は100万トン加工されています。小麦の揚港は日本の19港と違い、コンパクトな国の形から台中と高雄の2港となっています。国内での小麦生産はなく、全量を輸入にたよっています。アメリカ、オーストラリアが主流で日本とよく似た原料を仕入れています。台湾では小麦は自由貿易となっていますが、製粉協会のような組織をつくり、共同で買っているようです。