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2013年8月14日
戦後の我が社①
夏8月といえば68年前の終戦が話題になります。
もちろん我々戦後世代はそのことを全く知りません。また次世代になると遠い昔の歴史の一ページかもしれません。しかし私の親世代は若いながらこの時代を生き抜き現在にいたっております。親が元気な間にこの時代の事を聞き学ぶことは、非常に大切なことだと思います。
それは当時の当社の歴史そのものでもあるからです。
戦後は小麦は統制の時代であり、配給の小麦を小麦粉に加工して委託加工賃をもらって会社が成り立っておりました。
しかし小麦原料(当時は輸入ではなく内麦が多かったと聞いています。)が満足にないと工場は稼働を止め収入の道が途絶えてしまします。
戦後のある夏、会社は大変なピンチを迎えます。