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2013年7月18日

三輪そうめん(その2)

素麺の歴史をもう少し詳しく説明しますね。

麺は奈良時代に中国大陸から遣唐使によって伝えられたものです。日本最古の大神神社は主祭神が大物主命(おおものぬしのみこと)で、酒農耕の神様であり古代日本の産業を作り給うた神が鎮座されておりました。素麺もまたこの神社を発祥としました。

1300年前、大神神社の第12代宮司大神朝臣狭井久佐の次男穀主が三輪の里の肥沃な土地と三輪山から流れる巻向川と初瀬川の清流が小麦の栽培に適していることを知って種を播かせ小麦粉を原料にして、「神意」に沿って素麺を作った。とあります。

小麦があり、山間から平野に流れる場所に当たる桜井市は、川の水力を利用した水車製粉もさかんな場所であったことも地場産業の一翼を担っていたことは間違いありません。