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2013年6月17日
ホットケーキミックス、蒸しパンミックスの思い出(その13)
スーパーマーケットの売り場にはそのお店の顔や形が間違いなくあるように思います。手があり足があり息をしているようです。すなわち生きているのです。
日曜日などは朝から次第に動きが激しくなり、午後には大河の流れのようにお客さんの洪水がすごい迫力で動くのです。
試食も忙しくなりできたてのものがどんどん食べられていくので、「美味しいね」と応えてくれると、ついつい「ありがとうございます」の声も大きくなり、とぶようにうれていきます。
お客さんの流れは常に一定方向で規則正しいのも驚きでした。
一転して翌日の月曜日の朝は静まり返った状態になります。全体がまだ眠りから覚めてないような感じです。
実はこのときの試食販売が一番つらくお客さんも来ない、ホットケーキを焼いても誰も来ない、時間がたたない、立ちっぱなしなので足が痛い、挙句の果ては眠くてしかたがない。
悪循環とはこんなものですね。