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2013年5月27日
ホットケーキミックス、蒸しパンミックスの思い出(その7)
あるとき道具や筋で本当に小さな耐熱のプリンカップを見つけました。
ふと蒸しパンをこの容器にグラシン(敷き紙)をしいて生地を流せば一人分の試食サイズになるのではと思いついたのです。
また一回500gで仕込むのであれば500gに小分けしたミックス粉を用意すればいいのではと考えました。
実際に実行に移してみると、現場実務を通して気づいた発想はなかなか有効的で狭い場所でも効率よく仕事ができるようになったのです。
小袋が非常に便利だということは、こうした経験から得た考え方になったのかもしれません。
製粉工場という消費者から遠く離れたメーカーは、使う立場にたってものごとを考えることがとても苦手なのかもしれません。
私も社内にもこうした発想は皆無でした。