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2016年2月1日
三井物産(株)様の勉強会に参加して
今回で5回目になる三井物産(株)様の勉強会に1月25日参加してまいりました。
過去4回参加させていただいていつも大変わかりやすく麦情報 相場情報を
お話しくださり この勉強会に参加させていただいたおかげで、様々な情報紙面 レポートを観てもそれを読みこなせる力をつけていただきました。
今回は世界的に需給が潤沢にあり麦についても相場についても
原料を買い付けるうえで大きな問題はなさそうな感じでした。
今後注目するとすればインドの生産量が減っているのでこれがオーストラリア相場の
上げ材料にならないか、ということ1CWの蛋白規格が以前のラインに戻ってくると
価格に影響が出るのではないか、ということくらいでした。
今回の勉強会では、麦・相場情報に加え、TPPに向けてどのように取り組むか、
その影響と対策について問題が投げかけられました。
九州、大阪、名古屋と同社が毎年このような勉強会を開催されていますが、
九州地区の製粉メーカーさんたちはTPPに向けてかなり具体的に取り組まれている
ようだとお聞きしています。おそらくアジアに近いからでしょう。
韓国などは高速船でプサン 博多が1時間半。フェリーなどでモノが動けば・・・
なので九州のメーカーさんたちは対韓国をかなり意識しておられるようです。
今後差別化を図った商品サービスの追及 汎用品の輸入コストの削減を極めることが
重要になるので、商社 メーカー手を携えてしっかり前に進みましょうと
締めくくられました。