計画と目標

毎月月初めにその月の計画を立てます。小麦の挽砕トン数、原料単価、販売数量、社内使用、販売単価、月末在庫など製粉事業のキーになる数字を出します。私はその時には目標という言葉は使いません。できるだけ現実を直視したリアルな数字を出します。目標となると現実離れした数字のオンパレードとなり、生産、購買、販売に対して、無理な賦課がかかります。実現する数字を月初に計画し、それに基づいて各部署で実践。そして月末に検証をするというサイクルを大切にしています。無理な目標を月初に立てることは大きな危険が伴います。あくまで目標ではなく計画の実行。ここに皆の心を合わせていくことが大切です。