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2012年10月5日
ついに100%加水食パンができた(その1)
通常のパンより水を多く含ませる多加水のパンに取り組んで、20年の月日が経ちました。
小麦粉を少し工夫し、水分をしっかり抱き込むことのできるものにしなければなりません。食パンで小麦粉100%に対し水を60~70%が一般的な加水量とされています。しかし水分量の多い食べやすいパンを作りたいという一心で高加水にチャレンジしてきました。
弊社のパン開発担当の吉岡君は、永年このテーマに取り組んできてくれました。ここ数年間は加水85%付近で毎週パンを焼いてくれました。ご近所の皆さんにこのパンのファンがおられ、毎週買っていただきます。
今回は吉岡君が製パン工程にも工夫を凝らし、100%加水に挑戦し、見事食パンを作ってくれました。以前は「幻のパン」と呼ばれてましたが、これができれば「伝説のパン」とでも呼ばせてもらいましょうかね。