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2017年7月13日

小麦の相場が高騰の気配

6月終盤にきて小麦の相場が高騰してきています。シカゴでも1ブッシェル4ドル60セントくらいで、直近の安値に比べ8%程度上昇。強力系小麦の参考になるミネアポリスの相場では6ドル半ばくらいの取引となっている模様です。ノースダコタなどの北部産地が乾燥傾向で不作の懸念があることが最大の要因です。この地帯は春小麦(春に播種し秋の収穫)がメインで、主にパン用の原料となるDNS(ダーク、ノーザン、スプリング)の主産地です。また小麦の作付面積も低水準となっています。次回の小麦価格の改定は10月ですが、6月のこの価格は次回の小麦価格に反映され、強力系を中心に再度小麦価格が上がることが予想されます。

ここのところ低水準だった小麦相場もここにきて上昇に転じていることは少し懸念すべき材料です。