西田　昂　回想録12

とにかくすごい努力家でありました。

仕事の技術を磨くことへのこだわりはすごいものがありました。先ほどのゴルフも涙ぐましい練習をしました。結婚式の挨拶で若いころ失敗したので、それ以降挨拶を頼まれると、家で何回も練習をしました。小さいときにはよく付き合わされたものでした。出来ないことは練習や努力すれば何とかなると考えている人でした。私は小さいとき平均台がすごく苦手で運動会がいやだって言ったときは、会社で平均台を作って練習させてくれました。「やってなれないことはない。できないのは、やらないからだ。」と言っているようです。そういえばどんなピンチの時も努力すれば活路が開ける。とう考えがあり、横から見ていると常に強気であったように思います。座右の銘は「一に努力、二に努力、そして誠実」すばらしい教えです。