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2014年8月11日

アメリカ小麦(その7)

ワシントン州立大学に立ち寄ることができました。ここでは小麦の品質チェックと、新品種の開発が行われています。日本が輸入しているWWはソフトホワイトとクラブ小麦の混合品ですが、このクラブ小麦はよりタンパクの低い品種としてつくられています。最近できてきたソフトデュラムなんかも面白いですね。こうしたチェックもここでされています。もう一つは新品種の開発です。あくまでも自然のかけあわせであり決して遺伝子組み換えではありません。多くの実験が行われておりその進歩には驚くばかりです。

さて内陸の視察を終えて、いよいよ日本向け小麦のコントロールセンターとでもいうべき、オレゴン州ポートランドへ向かいます。ポートランドからコロンビア川の流域には7つの穀物の輸出ターミナルがあり、またアメリカ小麦局のオフィスもあります。