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2014年7月28日

アメリカ小麦(その3)

私たちが訪問したのはそのうちの一社でこうした業者は数社あるそうです。詰め替え時にフローの中でサンプリングします。コンテナの検査はワシントン農務省が行います。ロードオーダーがあればその指示通りに行います。現在抱えている問題は、120両編成貨車が(1両に100トン)週に一回入ってくるのですが、貨車が少ない事情があります。(このことは後程お話します。)また組合が休む可能性もあるということです。

コンテナは小ロットなのでコストが高くつくのではないかという心配があります。確かに小ロットの場合安全検査費用等は割高になるかもしれません。しかし運賃は一概にそうでもないみたいです。景気が良くなるとコンテナのアメリカに入ってくるコンテナの量が著しく増えます。そうなると帰りコンテナが増え空で返すよりは何か積みたいというところが増えてきます。そうした帰りコンテナをうまく捕まえることが容易になります。一方バラ積船は限りがありフレートが大きく上がることもあります。

これまでアメリカのコンテナ設備を理解していませんでしたが、この設備でコンテナ輸入の大いなる可能性を見出しました。小ロット対応はわが社の生命線です。