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2014年7月21日
アメリカ小麦(その1)
6月の最終週にアメリカ小麦を視察する機会を得ました。その時のことをレポートいたします。過去に一回訪れたことがありましたが、今回はあらゆる角度から研修することができたと思います。
日本は小麦の86%を輸入にたよっています。アメリカからは全体の約50%を締めており約300万トンを買っています。アメリカの小麦は日本にとって食品の安定供給の意味からもすごく重要な位置づけであり、その動向は常に頭に入れておかなければなりません。長年小麦を扱っておりますが、新たに発見したことも多かったです。
現在アメリカの小麦は主にPNW(パシフィック・ノース・ウェスト)と呼ばれる北西エリアか、モンタナ、ノースダコタの中央北地域からのものがほとんどで、積出港はオレゴン州のポートランドからとなっています。2万トンから5万トンくらいの大型船で日本に運ばれています。