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2014年5月29日
日本旨いもの紀行 山形編その2
肉そばは山形ではかなり知名度があります。
私がお邪魔したのは一面銀世界の時期でしたから余計にびっくりしましたが、なんと冷だしでそばをいただきます。山形駅から車で約20分走ると寒河江というところがあります。そこに肉そばのおいしい店があるということでお客様に連れて行ってもらいました。
肉は親鶏肉で歯ごたえ十分。だしは本当に冷たいあっさり味。そばは歯ごたえと腰のあるそば。どれも個性的です。げその天ぷらと一緒に食べるのが通の流儀。さすがの私も満腹になりました。
もともと河北町谷地地区の郷土料理だったそうで、ちびちび飲む方も酒の肴としてこのまれたとか。麺を冷たくすることによって麺が伸びにくいのが最大の要因です。店では温かいそばもあるのですが、真冬にかかわらずほとんどの人が冷たいのを食べているのが印象的でした。