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2013年11月14日
秋の訪れ 柿の葉すし
11月に入ると楽しみなのは、柿の葉すしの葉です。奈良県は海のない県で昔は生魚を食べることへの憧れがすごく強かったのでしょう。さばを塩でしめ日持ちさせる技術を開発し、吉野の山奥で食されるようになったのが柿の葉すしです。
今回は吉野の川上村という山川の自然がいっぱい残ったところで作られている大滝茶屋さんの柿の葉すしです。
実は11月になると、紅葉の葉ですしを包んであります。箱を開けると赤や黄色の葉っぱが目に飛び込んできます。まるで鮮やかな着物を見ているみたいです。このすしを見ると秋が本番になってきたことを実感するわけです。
伝統の技術を目と舌で今年も堪能いたしました。