西田定治郎時代の製粉(その2)

2017.03.20

その後時代は麦類の委託加工制度が廃止され、原料小麦買取加工制に移行、つまり小麦粉販売の自由化が始まったのです。これは一大事であり会社の存亡が懸かった時であったと思います。委託加工は手元のお金がなくても運営できますが、原料買取になると先立つものが必要となり、いきなり借金をしなければならなくなります。ある金融機関はまったく支援の応じてくれず、挙句の果てに返済をせまられたことなどをよく聞かされました。今思えばそれもしかたのないことかな。と思います。

奈良県にはもう一つ、奈良県製粉工業組合(小規模製粉工場)という組織があり55名という組合員がおられました。自由化を機にこれが解散されその中の15名が奈良県中型製粉工業組合に合流されました。しかし、この制度の変更は多くの製粉工場が成り立たない状況となり、次第に脱会者が増え最終的には3社になります。製粉業界にとっては激しい淘汰の時代であったと思います。

 

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